JKC愛犬飼育管理士資格の取得方法と試験内容や難易度について

JKC愛犬飼育管理士資格の取得方法と試験内容や難易度について

ペットシッターとして開業する際の動物取扱業登録要件を満たす愛犬飼育管理士資格。(※2020年6月からは愛犬飼育管理士の資格+半年間の実務経験か一年間の飼養経験が必要となります。)

1日で講習と試験を行い合格率は8割程度なので、期間、難易度共に比較的簡単に取れる資格です。資格取得の為の流れや費用、試験内容や資格を提供している団体について解説していきます。
その他の資格については「ペットシッターになるために取るならどの資格?開業に必要な資格と取得方法」をご覧ください。

目次

愛犬飼育管理士とは?

一般社団法人ジャパンケネルクラブ(以下、JKC)公認の資格で、正式名称は「JKC愛犬飼育管理士」という資格名です。

JKCとは?

第二次世界大戦後に多種多様な犬種が欧米の文化と共に日本に流入してきました。
しかし、当時は犬の血統の証明や犬種を登録する団体がなく、様々な場面で問題が起こるようになりました。
その為、このような状況を改善しようと1949年にJKC(当時は社団法人全日本警備犬協会という名称)が起ち上げられました。
現在は、「純粋犬種の犬籍登録と血統証明書の発行」「ドッグショー、訓練競技会アジリティー競技会競技会、ハンドリング競技会等の展覧会・競技会の開催」「災害救助犬の育成」「トリマーやハンドラーの育成」等を行っていて、その一環として行っているのが愛犬飼育管理士資格の提供です。

資格取得と維持費用

資格取得と維持費用


愛犬飼育管理士の資格取得と費用については下記の通りです。
まずは、講習会を受ける為の受講料が7300円、講習会後の試験を受ける為に受験料7000円が必要となります。
試験合格後、資格を取得するにはJKCの愛犬クラブ会員になる必要があり、入会金2000円と1年分の年会費 4000円の合計6000円を支払って会員になった上で、資格登録料として3200円を支払った段階で資格の取得ができます。
その後も資格を維持するためには愛犬クラブ会員であり続けなければいけないので、毎年4000円の会費が必要となります。
まとめると、資格取得までに合計23500円、資格の維持に毎年4000円が愛犬飼育管理士の資格取得と維持に必要となる費用となります。

受験資格や日程

受験資格

厳しい受験資格は特になく、講習を受ける日に満18歳以上であれば、愛犬飼育管理士の講習、試験を受ける事ができます。
しかし、費用の解説でもお話しした通り、試験後資格を取得する為には愛犬クラブへの入会と資格登録料の支払いが必要となり、資格の維持にも毎年費用がかかりますので注意が必要です。

応募方法

JKCのホームページに公開されている申し込み用紙に必要事項を記入し、受講料と試験受験料を同封の上、現金書留にて発送をします。

日程

講習、試験の日程はJKCのHPに随時更新されています。直近の予定しか掲載されていないので、受付期間を過ぎてしまってがっかりしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、安心して下さい。
大体各地域3、4カ月に1回開催されていて、直近の試験が近づくか終了した段階で次の日程が発表されますので、気になる方は直接問い合わせてみるかホームページを定期的にチェックしてみましょう。

試験内容と難易度

愛犬飼育管理士の講習と試験は1日で行われます。
まずは、教本を元にした講習があり、その内容を踏まえて試験を行います。
講習時にテストに出るポイントをわかりやすく解説してくれるので、しっかりと講習を受けていればほぼ受かる内容です。
合格率は8割ですが、当然、講習をしっかりと受けなければ合格率はグッと落ちるでしょう。

愛犬飼育管理士での動物取扱業登録

愛犬飼育管理士での動物取扱業登録


愛犬飼育管理士での動物取扱業の登録は自治体によって条件が異なりますが、「販売、保管、貸出し、訓練、展示」とほとんどの種別で動物取扱責任者としての登録が可能です。
その為、ペットシッター、トリマー、ドッグトレーナー、ペットホテル等様々な業種での開業や新店舗を増やす際に使える資格です。
動物取扱業については「ペットシッターの開業に必要な動物取扱業の登録と手続き方法とは?」をご覧ください。

愛犬飼育管理士資格のメリット

この資格を取る一番のメリットは先ほどお話した動物取扱責任者になる事ができ、動物取扱業の登録が行えるという点です。(※2020年6月からは愛犬飼育管理士の資格+半年間の実務経験か一年間の飼養経験が必要となります。)

自治体によって一部異なりますが、動物関係の仕事を開業したり、店舗を増やしたりする時に必要な動物取扱責任者になる事ができるので、自分で開業する場合や店舗を増やす為に責任者が必要な会社等で重宝されるでしょう。

もう一つのメリットはなんといってもその資格取得のスピードです。
試験や講習は1日で行われるので、合格後必要な手続きや支払いを行えばスピーディーに資格の取得が可能です。
トリマーとして働くのに有益だったり、その他のペット業界で働く際も有利などと言われる事もありますが、現在は上記のメリット以外でそこまで重視される資格ではないようです。

まとめ

愛犬飼育管理士の資格は開業を目指す方や店舗を増やしたいと思う方にはスピーディーに取れてとても有益な資格です。当サイトではペットシッターの開業についてをメインに解説しているので、開業の為の資格として紹介していますが、ペット業界への就職の為にこの資格を取ろうと考えている人は、受ける予定の企業が本当にこの資格を必要としているのか調査してからの取得にすると良いでしょう。

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