ペットシッターは始めやすい?ペットホテルなど3業種との開業資金比較

ペットシッターは始めやすい?ペットホテルなど3業種との開業資金比較

ペットシッターは自宅開業が可能なので店舗の家賃や改装費等がかかりませんし、ペットホテル、トリミングサロン、猫カフェのように必要な備品も少ないので、開業資金やランニングコストの費用を抑えられ、始めやすいのはなんとなく想像できると思います。

では、実際ペットシッター以外のお仕事で開業する場合どのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。

ペットシッターの開業資金については「ペットシッター開業に必要な資金は?始めるなら個人かフランチャイズか」をご覧ください。

目次

トリミングサロンの開業資金

トリミングサロンの開業資金

トリミングサロンを開業する場合必要なのが、店舗の敷金礼金、内装、設備、必要な備品です。

お客様が全くいない場所で開業をしてもなかなか経営は成り立たないので、ある程度開業する場所は限られ、やはり家賃もそれなりの費用がかかってきます。
大体15~20坪程度の店舗で500万円~1000万円程度の費用がかかります。

内装や物件にこだわらなければもう少し費用を抑える事ができますが、せっかくトリミングの技術があってもボロボロの店舗ではなかなか集客には結びつかないので現実的ではありません。

費用を抑えて開業するには、自宅の一部を改装、出張トリミングのみで開業する方法もあります。

猫カフェの開業資金

猫カフェの開業資金

猫カフェを開業する場合は店舗の敷金礼金、内装、設備、必要な備品、猫ちゃん、カフェ用具等の費用がかかります。

猫カフェの場合複数の猫ちゃんがノビノビ過ごせる環境とカフェや受付のスペースが必要なので、ある程度の広さと好立地を考えると、最低でも1000万円程度の開業資金と見ておいた方が良いでしょう。

自宅を改装して500万円程度で開業している猛者もいますが、自宅がお客様を集客できる好立地にある事が最低条件なので、初めから猫カフェを開業するつもりで選んでいる家でないとなかなか難しいです。

そして、猫カフェで最も重要なのが、もし経営が上手くいかず、廃業する場合です。

他の業種でもある程度閉店時に費用はかかりますが、猫カフェを閉店する場合はかなりの費用がかかります。

かかる費用としては店舗の原状回復費用、通常の賃貸と違い退去までに数カ月かかるのでその間の家賃と経営の赤字、設備を減価償却している場合はその残額の支払い、そして何よりも重要なのが残された猫ちゃん達のその後の生活費や医療費です。

その為、開業資金ももちろんですが、上手くいかなかった時の費用も準備した上で、責任をもって始めて下さい。

ペットホテルの開業資金

ペットホテルの開業資金

ペットホテルは、店舗に複数のケージを用意して多数のペットを預かる、ケージなしフリーでお預り、自宅兼ペットホテルで少数お預りなど、様々な形があります。

店舗を構えて営業していく場合、店舗の敷金礼金、内装、設備、必要な備品の費用がかかります。

どのくらいのスペースでどのくらいの頭数を預かるかにもよりますが、スペースが狭いペットホテルはペット同士の距離も近く、かなりのストレスになる為、正直あまり評判は良くないです。

一度利用してくれたとしてもペットのストレスがありありと出てしまう為、リピーターにはなりにくいです。

やはり、複数頭をケージ内で預かるにしても一定のスペースが必要なので、最低でも800万円~1000万円は見ておいた方が良いです。

自宅での開業であれば内装、設備、必要な備品等の費用で開業ができるので、ある程度コストを抑えて開業する事ができます。

ケージレスで一定の頭数、もしくは1頭(1家族)のみのお預りという形で探しているお客様もいらっしゃるので、立地が良ければある程度の集客が見込めますが、ペットを預かっている時は家を空けない、もしくは一定の時間以上、無人の時間を作らない等の取り決めが必要なので、自分一人で行う場合はかなり時間の制約がある事を覚悟しておきましょう。

運転資金や生活費

全ての業種においてそうなのですが、開店後からドンドンお客様が来てくれるわけではなく、徐々にお客様を増やしていかなければいけないので、運転資金や当面の生活費も必要になってきます。

何か兼業で収入がある場合は生活費等まかなえますが、専業でやる場合は、1~2年間の運転資金と生活費は確保しておいた方が良いでしょう。

営業時間が長く、自分一人で営業するのが難しい業種の場合、人件費も必要になってきますが、人件費は売上が立ってなくても常にかかってくる費用なので、自分が始める業種でどのぐらいの営業時間でどれくらいの人員が必要なのかもしっかり考えておく必要があります。

まとめ

ペット系の業種3業種を例にあげて、開業資金やその後の運転資金についてお話してきました。

店舗を構える場合は立地が大事になってくるので、自宅開業が主なペットシッターと比べると、かなり高額な開業資金が必要となってきます。

猫カフェの部分でもお話ししましたが、開業する際だけでなく、もし上手くいかず閉店する時も、それなりの費用がかかってくるので、そこまで計算した上で始めないと思わぬ借金が残ってしまう結果となります。

ペットシッターの場合は閉店時のコストもほとんどかかりませんので、全体的に開業しやすい仕事と言えそうです。

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